任意売却後の残債務について
任意売却後の残債務ってどうなるの?
任意売却をおこなう際にみなさまご不安になるのが残債務についてです。
「実際にどうなるのか」についてこちらで説明します。
任意売却後の残債務はどうなるの?
任意売却が終了しても、売却代金から残債務を完済できず、ほとんどの場合には残債務が残ってしまいます。
その場合、その債務について新たにローンを組むことなどはなく、今後の支払いについても債権者(金融機関)との話し合いによって決まります。
こちらは決済時に金融機関との話し合いにより、新生活を圧迫しない範囲での支払いとすることが可能です。
残債の利息はどうなるの?
任意売却後の残債についての金利は、住宅ローンのように決まっているわけではありません。
残債の金額、債権者の生活状況を考慮しながら、債権者との交渉によって決定されます。
こちらは無理のない範囲で返済できるように、粘り強く交渉していくことが必要です。
任意売却後の連帯保証人はどうなるの?
任意売却をおこなったあとも、残債務について連帯保証人が外れることはなく、連帯保証人の支払い義務は継続されます。
もし、債務者が返済が出来ない状況になると、それまで同様に連帯保証人に請求がいき、保証人が返済をすることになります。
任意売却後の残債の返済ができない場合は?
任意売却も競売も、住宅ローンの完済が出来ない場合には残債が残り、その後も支払う必要があります。
それでも返済が出来ない場合には自己破産も含め債務整理をご検討ください。
住宅(財産)がない状態ですと、同時廃止を行うことも可能です。
※自己破産をしても税金の滞納については納税義務が残ります。
ただし連帯保証人が要る場合には、自己破産をすると保証人へ請求がいってしまいますので、十分な話し合いが必要です。